ペンタゴン

提供: 911事件を検証する公開討論会Wiki

目次

全般

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
911事件のような戦争の理由とされる重大な事件の政府公式説明に関して多くの疑惑が存在する場合、その説明責任は「疑問を持つ者」にあるのではなく、「十分な情報を公開しない側」にある。

少なくとも、ペンタゴンビルに備え付けられた監視カメラの当日のすべての映像が公開され、写真に記録されFBIが回収したはずの「77便の残骸」の実物の公開と当日の発見の状況や鑑定結果が、広く公開され全ての人々によって確認できるようにするべきである。そうすればあらゆる疑問は解消されるだろう。 私たちは上記を米国政府に対して要求する。

既に指摘が出ているが、これまで公開された情報(特に写真)の信憑性についての検証が欠落している。ペンタゴンの衝突した物体が何かを推論する前に、公開された情報の信憑性を議論すべきだろう。1つ1つの写真について、いつ、どこで撮影されたものか?を確認できるリテラシーを持った情報専門家、写っている物体の出所は何か(ペンタゴンに衝突したとされる航空機由来の物体か)?を検証できるだけの専門知識と経験を持った工学者の参加が無ければ、このテーマは水掛け論に終わるだろう。

ミサイル説

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
ミサイル説はとらない。「ペンタゴンに突っ込んだのはボーイングではなく、ミサイルか軍用機だった」のではないか、あのような飛行は民間航空機にはできない」と発言している軍人やパイロットたちはたくさんいます。でも、これも私の説ではないです。
『911ボーイングを捜せ』の作者はそれを示唆しています。
ミサイルが突っ込んだかどうか、私は知りません。ただ、民間機が撃墜されることなくペンタゴンに突っ込むことができたとは信じがたいし、これまで公開された映像からは、あの飛行物体(が何かはわからないけれど)はボーイング757の大きさがありません。そのことは米軍関係者でも認めている人がいます。 残骸も乗客の遺体も発見されているので、ボーイングでなかったと考えるべき根拠はない

ビデオ

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
事件直後に押収された86のビデオテープのすべてを公開してほしいです。(機密解除されるのは、何十年後になるのでしょうが) 申し入れればよい。ただし、それによって「ボーイングが突入した事実」が変わるわけではない
FBIが事件後直ちに押収した監視カメラのビデオが確か86本あることがわかっています。そのうち4本が公開されました(他は何も映っていない、ということで公開されず)が、アメリカの軍事中枢のペンタゴンがNYテロ攻撃が既に起きた後に攻撃されたのに、その記録がない、というのは信じがたいです。(その前に、スクランブルがなく、攻撃が防げなかったこともとても不思議です) スクランブルで攻撃が防げなかった理由は、すでにFAAとNORADの通信記録(Vanity Fair の記事[1]、また"The Ground Truth"(John Farmer)も参照)が公開されて明らかになっている。また、ハイジャック事件でのスクランブル(911では間に合っていないが)は攻撃目的ではない。民間機に対する攻撃命令を発する権限は大統領にしかなかった。ビデオの公開は申し入れればいいと思う。しかし、それがペンタゴンで起きた事実を変えることはない。 ペンタゴンのビデオに関して、きくちゆみ氏がお得意のセリフ「~というのは信じがたいです」で評するのは自由だが、建造物(に出入りする人や車)を監視するカメラに、高空から飛来する飛行機が写ると思うこと自体が完全なナンセンス。カメラが中空にピントを当てていたら、地上からの侵入者は捉えられない。そんな死角だらけの監視カメラなど聞いたことがない。
オバマ大統領が、911事件に関して政府資料の公開(とくにペンタゴンビデオ)をしてくれるよう、粘り強く働きかけます。ボーイング757(アメリカン航空77便)がペンタゴンのビルに突っ込んだのなら、その映像が必ずどこかにあるはずですから、それを公開してほしいです。 申し入れればよい。ただし、それによって「ボーイングが突入した事実」が変わるわけではない。なお、ボーイングが映っている映像が残っている「はず」と考える根拠はない。

証言

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
目撃者の証言「飛行機がまるでミサイルのように突っ込んだ」を、映画では「ミサイルのように突っ込んだ」と意図的に編集している。でも、証言の前後も含めれば、「飛行機」だという証言だったことが分かる。こちらを参照。
同様の指摘をなさる方はアメリカのほうがより多くいらっしゃいますので、Power Hourには相当のクレームが行っていると想像します。私が制作者なら、Mike Walter氏の主張は使いません。

ただ私が不当だな、と思うのは、彼(デイヴ・ヴォンクライスト)さんがこの映画を発表して以来、彼の信用を貶めるような、映画とはまったく関係ない個人攻撃──しかも子どもの性的虐待をしたなど、事実無根の嘘──を受け続けていること。誰が、どんな理由でそういうことをするのでしょうね? 私も無言電話やいたずらFAXなど、気持ち悪いことをされたことがありますが、米国で911事件の真実を追っている方々は私など比べ物にならないぐらい大変です。 ヴォンクライスト氏は、最初の作品を発表したあと、たくさんのアドバイスやご指摘を受け、911 In Plane Siteを全面的に編集し改訂した911 In Plane Site--Director's Cutを数年後に発表されています。

きくちさんが訳した「ボーイングを探せ」(911 In Plane Site)のその捏造問題は各所で指摘されている。知らない人は、こちらのYouTubeの6:45あたりから問題のシーンが見られる。「911 In Plane Site公式サイト」では、以下のように日本語訳を入れてその箇所を紹介している。
I mean it was like a cruise missile with wings
that went right there and slammed into the
Pentagon, a huge explosion, a ball of fire,
smoke started billowing out.

(目撃者)「翼のついた巡航ミサイルのようだったよ。ちょうどあっちに飛んでいってペンタゴンに激突したんだ。大きな爆発があって火の玉になり、煙が流れて行った」

語っているのは、たまたま車でペンタゴン前の高速道路を走っていたUSA TodayのMike Walter氏。これだけ流されれば、彼がミサイルを見たかのような印象を与える。 その前の「I looked out my window and I saw this plane, this jet, an American Airlines jet, coming. And I thought, 'This doesn't add up, it's really low :窓の外にこの飛行機、アメリカン航空のジェット機がやってきたのを見た。そして、おかしいな、本当に低いな(飛び方のこと)、と思った」という部分も含めるべきだった。そこを入れなかったのは、自分たちの主張に合わせて意図的に発言をカットした、と言われても仕方ない。

彼が語った全文はこちらで見られる。

Washington, Mike Walter, USA Today, on the
road when a jet slammed into the Pentagon: 
"I was sitting in the northbound on 27 and
the traffic was, you know, typical rush-hour
-- it had ground to a standstill. I looked out
my window and I saw this plane, this jet, an
American Airlines jet,  coming. And I thought,
'This doesn't add up, it's really low.' 
"And I saw it. I mean it was like a cruise
missile with wings. It went right there and
slammed right into the Pentagon. 
"Huge explosion, great ball of fire, smoke
started billowing out. And then it was chaos
on the highway as people tried to either move
around the traffic and go down, either forward
or backward. 

「911 In Plane Site」の制作者達が、この捏造に対して訂正や謝罪をしたとは聞いていない。きくちさんも、ウォルター氏の発言を改ざんしたビデオを紹介した点について、訂正や謝罪をすべきではないか。

こちらのYouTubeの6:45あたりからに問題のシーンが見られる。 このビデオによると、

1.136人がペンタゴンに向かう飛行機を目撃。

2.103人が、その飛行機がペンタゴンに衝突したのを目撃。

3.26人が、それはアメリカンエアラインのジェット機だったと証言。

4.7人が、それはボーイング757だったと証言。

5.他は、39人は大きな旅客機だったと証言し、2人がコミューター機のようだったと証言、1人が社用ジェット機のようだったと証言。

6.8人の証言者はパイロットで、1人はペンタゴンヘリポートの航空管制官。

7.41人が飛行機の残骸を見た。

8.2人がシートに座ったままでいる遺体を見た。

9.ペンタゴンにミサイルが撃ち込まれたのを見た人はゼロ。

10. Global Hawkや他の戦闘機がペンタゴンに衝突したのを見た人もゼロ。

11. ヘリコプターがペンタゴンに衝突したのを見た人もゼロ。

またこちらでは、Mike Walter氏自身が、Internet 上などで発言の一部を切り取られ、発言を歪曲されたことに抗議し、改めて、アメリカンエアラインの飛行機を見たと証言している。Walter氏は、多くの電話やEmailで、「物理学者が不可能だと言っている」と言われるのが煩わしいと言い、何が起きたかははっきりしている、翼がめり込むと思うのは馬鹿げているとし、衝突の衝撃で翼が折れて後方にたたみ込まれた結果、穴の幅は翼の長さよりも小さくなったのを目撃したと、以下のように語っている。

What happens is pretty obvious. The force of
this Jet hitting the Pentagon is about 500 miles
an hour.
When something hits a concrete structure like
that, you know, this belief that the wings were
going in is just ridiculous. But what I saw was
that the actual Jet going in but the wings folded
back like this, so that's why looked at the hole
you say "well, it's not big enough", well that's
why. The wings were not strong enough to
withstand the impact, they folded back, and
that's why the jet went in, that's why the hole
you see isn't as large as you might imagine in
another structure.

「ボーイングを探せ」を見た人は、こちらのビデオも見てバランスを取ってほしい。こちらは、明らかになっている事実を集めている。すべての事実を真摯に付き合わせれば、77便だったという結論しか出てこないと思われるが、見たい事実しか見ない人には別の結論が見えるようだ。都合の悪い事実は、捏造されたことにしてしまうからだろうか。だとすると、渋滞した高速道路で目撃し、飛行機だったと証言した100名を超える人たちは、すべてアメリカ政府の協力者ということになる。757の翼が当たって倒れた電灯ポールも、それで被害を受けた車も、すべて捏造ということになる。なぜなら、757クラスの大きな翼でなければあの距離離れたポールを倒すことができず、ミサイルでは辻褄が合わないからだ。

軍用機

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
ペンタゴンに突っ込むことができるのはIFF(敵味方識別信号)を持っている軍用機だけと、ベテランの航空管制官や軍事評論家が言っています。IFFがない飛行物体は、ペンタゴンに備え付けられている地対空ミサイルによって撃墜されるはずだ、と。ロビン・ホードンとバーバラ・ハニーガの証言は貴重です。 911当時、ペンタゴンに地対空ミサイルが備え付けられていた、とする根拠を明らかにするべきでしょう。そんなものはなかったのですが。

IFFがない飛行機は(仮に地対空ミサイルではないとしても)撃墜される、という証言は完全に妄想です。そもそもペンタゴン上空は飛行禁止空域になっていません。ペンタゴンはロナルド・レーガン国際空港に近く、軍の識別信号を持たない民間機が頻繁に飛び回っています。「撃墜される」説が本当だとすると、頻繁に撃墜騒ぎが起こっているはずです。実際、ホワイトハウス上空の飛行禁止空域P56は、空港への進入経路を間違えた民間機がときおり侵入しているにもかかわらず、撃墜騒ぎは起きていません。このような違反をしたパイロットは撃墜されるのではなく、「免停」になります。ちなみに、映画ZEROではあたかもP56がペンタゴンを含むかのように言っていましたが、P56はホワイトハウスと副大統領官邸付近だけに設定されていて、ペンタゴンは飛行禁止空域ではないのです。 P56については [2]とFAAのセキュリティ情報 [3]を参照

ペンタゴン周辺に防空ミサイルはない。詳しくはこちらを参照。02年に防空ミサイルが配備された時、「(62年の)ミサイル危機以来40年ぶり」と報じられた。存在しない防空ミサイルを捏造し、それが「作動しなかった」と二重の捏造をするなら、「911真相究明運動」そのものが「自作自演」の、捏造・陰謀・虚言体質を持っていることになる。捏造を何度指摘されても彼らは同じことを繰り返し、ミサイル存在の証拠である写真や配置図を出せないため、『ZERO』ではついに絵を出した。陰謀論者の言う「~とは信じられません」は、単なる不勉強をごまかすためとしか思えない。ペンタゴンに防空ミサイルがないのは、ワシントンが国境から離れた都市で、ペンタゴン自体は文官の集う巨大官庁にすぎず、軍事基地ではないため。また、近郊にレーガン空港があり、始終民間機がペンタゴン上空をかすめていて、上空を飛んだら即時撃墜などということもない。具体的根拠のない「~とは驚きです」「~とは信じられません」という反論にならない反論が論争で通じると思ったら大間違いだ。

バンカーバスター

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
ペンタゴンの第3層に空いた穴を観たときに、軍人があのラジオ番組に電話してきて(パワーアワー)、「あれはミサイルかバンカーバスターだ」と言ったことを紹介しています。別に意図的な編集ではなく、そういう軍人の意見があった、ということですから、それには問題を感じません 事実とは無関係な単なる感想をいちいち取り上げるのは、意図的なミスリードと思われてもしかたない 証言を一部切り取ることで、あたかもペンタゴンに「ミサイルが突っ込んだ」と言っているかのように誤解させる意図的な編集もしている。

ボーイングか?

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
ペンタゴンにぶつかったものが77便(ボーイング757型機)でない、ということは確信しています。77便がハイジャックされたという「決定的証拠」とされたテッド・オルソンの妻のバーバラ・オルソン(犠牲者/CNNキャスター)からは電話がなかったことが、ムサウイ裁判の中でFBIによって明らかにされています。(大きく報道はされていませんが)。 ボーイングだったことは、機体の破片、着陸脚やエンジンなどの大きな部品、遺体など確実な証拠が発見されている。また、ボーイングの目撃証言もある。また、バーバラ・オルソンの電話はなかったのではない。発信者不明の通話4本があり、それがバーバラ・オルソンのものと推定されている(委員会報告書Chap.1の注57) 確実な事実、たとえば77便の乗客の遺体の存在(DNA鑑定でも確認済み)、遺体や機体の残骸の目撃証言、機体残骸の証拠写真、また高速道路でボーイングを目撃した多数の一般人の証言、胴体の大きさと一致する穴などを素直に評価すれば、ペンタゴンに突っ込んだのは77便だという結論しか出てこない。仮にトマホークなどのミサイルだとすると、これらの事実との整合性がないし、そもそもミサイルを使う意味が理解不能だ。
CNNのコメンテーターのバーバラ・オルソンが77便から夫のテッド・オルソンにかけた電話は本当ではありえないことはFBI自身が2006年の20人目のハイジャッカーとされるザカリアス・ムサウイの裁判のときに明らかにしています(この電話内容が、77便のハイジャッカーがカッターナイフを使って犯行に及んだという広く信じられている話の唯一の根拠となっている)。こちらを参照。 バーバラ・オルソンの電話はなかったのではない。発信者を特定できない通話4本があり、それがバーバラ・オルソンのものとFBIは推定している(委員会報告書Chap.1の注57) つまり、バーバラ・オルソン氏とテッド・オルソン氏は、陰謀に荷担していると?被害者とその家族を辱めることをよく軽々に言えると驚いてしまう。その件への反論はこちらでもされている。「電話がかけられない」との確定事実などどこにもないということだ。
ペンタゴンに突っ込んだアメリカン航空77便はなぜ撃墜されなかったのか。敵味方識別信号(IFF)を持っていたからという説明以外にどういう説明が可能か。IFFを持っていたなら、民間機ではなく米国の軍用機のはず(by バーバラ・ハニーガー/米軍事ジャーナリスト、ロビン・ホードン/航空管制官)。 ペンタゴンには撃墜する設備がなかったから ペンタゴンの周辺に防空ミサイルはない。

詳しい話はこちらです。 2002年に防空ミサイルが配備された時、「(1962年の)ミサイル危機以来40年ぶりの配備」と報じられた。 存在しない防空ミサイルを捏造し、それが「作動しなかった」という二重の捏造が許されるなら、それこそ「911真相究明運動」そのものが「自作自演」を許す、捏造・陰謀・虚言体質を持っていることになる。 捏造を何度指摘されても彼らは同じことを繰り返し、ミサイル存在の証拠である写真や配置図を出せないため、『ZERO』ではついに絵を出して捏造している。 陰謀論者のよく言う「~とは信じられません」というのは具体的根拠があっての発言なのか、単なる不勉強をごまかすためとしか思えない。ペンタゴンに防空ミサイルが無いのは、ワシントンが国境から離れた都市であり、ペンタゴン自体は文官の集う巨大官庁にすぎず、軍事基地ではないため。 また、近郊にレーガン空港があり始終民間機がペンタゴン上空をかすめて飛んでおり、上空を飛んだら即時撃墜などということもない。具体的根拠を一切あげずに「~とは驚きです」とか「~とは信じられません」などという反論にならない反論、いわば世迷言が論争で通じると思ったら大間違いである。

やはりペンタゴンを損壊したのは、民間機のボーイング757ではなく、IFF(敵味方識別信号)を搭載した別の飛行物体(何かは不明ですが)、と考えるのが妥当、と『ZERO』をご覧になれば、ほとんどの方は理解されるのではないか、と私は思っています ボーイングの残骸も乗客の遺体も発見されているので、ボーイングと考えるのが妥当 私も「ZERO」を見たが、「ほとんどの方」にはなれなかった。「別の飛行物体」なら、あなた方の言う「疑問」が解決されるのか。ペンタゴンの穴が約30mになり、90cm(それは真実でないが)の壁を突き破り、残骸を残さないことができるのか。757でないとすると、目撃者、残骸、遺体、フライトレコーダーなどは、すべて協力者と政府による工作なのか。B757でないと辻褄の合わないこれらの事実にはどう向き合うのかを明確にするべきだろう。
グリフィン教授の『NEW PEARL HARBOR』はきくちゆみ氏と戸田清氏による訳本があり、訳者による解説部分では、ペンタゴン周辺の機体残骸を「政府サイドはボーイング757の残骸が1つ以上あったと主張して写真を示しているが、捏造(あとで置いた)可能性もある」としているが、残骸写真が何十枚もありネットで容易に確認できるが、「1つ以上」という極端な書き方は意図的としか思えない。また、「捏造(あとで置いた)可能性もある」という言い分の根拠を何も示していない。この言い分が通るなら、それこそ真相究明運動は何でも言いたい放題ではないか。
なぜ、911真相究明運動では「WTC付近での爆発音証言」を延々と紹介して「爆破解体論」を説くのに、ペンタゴンに突入するボーイングの目撃証言はほとんど無視するのか。この極端なダブル・スタンダードの理由は何か。特に童子丸氏に伺いたいが、「目撃証言が冤罪を生むことがある」という持論はなぜ「WTC付近での爆発音証言」には適用されないのか。
(右へのコメント)僕も動かしがたい物証が存在するペンタゴンで「ボーイングはなかった説」を議論するのは時間の無駄だと思います。どのみち、僕は「証拠がある」と言うだけです。

しかし、この「ボーイングはなかった説」を熱心に広めてこられたのはきくちゆみさんです。なんの言い訳もなく、「なかったこと」にされてもそれはそれで困ります。 きくちゆみさんに「ペンタゴンに突入したのはボーイングだった」ときちんと認めていただくのが先決だと思いますよ。 討論の初めにそう宣言していただければ、時間も有効に使えるでしょう。

みなさんがどう考えておられるにせよ、僕は「陰謀論にとって都合の悪いものは取り上げない」という方針には決して賛成しません。これまでどれだけの「疑惑」が提示され、それがどのように解決されてきたかを示すことは極めて重要です。なぜなら、それは「残された疑惑」の信憑性を判断する材料だからです。

これまた物議を醸しそうで、諸先生方にも申し訳ないが、来る討論会で(私の見るところ)911公式説懐疑派の主流からは当初から厄介物扱いで見放されているペンタゴン(and/or WTC)「No Plane」説を今さら取り上げることもないだろうし、また主な問題に決着を付けようというのも無茶だ。

残骸

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
ペンタゴンに空いた穴は、翼の両翼の幅よりもずっと小さく、現場のどこにも飛行機の残骸は見当たりません。 充分に大きな穴が開いていたことや残骸が見つかっていることは、きくちゆみさんもご存知のはず。 こうした誤解をしている人に、きくちゆみさん達は明らかとなった事実に基づく訂正をすべき。きくちさん自身が参加した大阪での真相究明フォーラムを人民新聞が報告しているので、こちらこちらこちらも参考になる。
ペンタゴン周辺から旅客機の残骸は発見されていないのに、菊池誠氏は発見されたと虚偽を述べている。建物に空いた穴は旅客機の翼長に匹敵しないものであったのに、菊池誠氏は匹敵するものだったと虚偽を述べている。私見ではあるが、あの事件の当日報道された映像には確かに飛行機のジェットエンジンの残骸を思わせる物がハッキリと映っているが、ボーイング社の旅客機のものではなく、ノースロップ・グラマン社製エンジンのパーツに酷似している。同社の関係者はその映像をみて「当社RQ-4の部品に間違いない」と証言している。私はこちらの信憑性の方が高いと思う。
「ペンタゴンにはボーイングの残骸と遺体が見つかっているのに、ボーイングは突っ込んでいないと言う」とのことですが、何を根拠にあれが「ボーイングである」と断定するのでしょうか。

まず、「遺体」ですが、これはおそらくムサウイ裁判の証拠として採用された次のようなものでしょう。 こちらこちらこちらこちら これが、AA77便に乗っていた乗客・乗員のものであると考える根拠を教えてくださいますか。 また、他に遺体の写真があったら教えてください。 「DNA鑑定書」については、発表された鑑定書の内容が事実であると信じる根拠を教えてください。

次に「ボーイングの残骸」ですが、 こちらこちらこちらこちらこちらこちら これらの物体がAA77便のものに間違いないと確信する根拠を教えてくださいますか?

充分に認められている証拠に対して「信じられない」というのであれば、なぜ信じるに足ると思わないのか、その根拠を示すべきはきくちゆみさんの側です 下記に<残骸と遺体>と公式に明らかにされている画像について、きくちゆみさんが<何を根拠にあれが「ボーイングである」と断定>できないのか、<「DNA鑑定書」については、発表された鑑定書の内容が事実であると>信じない根拠を教えてほしい。そうした論点は、すでに人民新聞主催の究明フォーラムで検証済みではないのか。残骸の写真もウェブに載っている。

911の真相はあやうい仮説の積み重ねでは究明できない

<ペンタゴン内部や建物周辺では、爆発してバラバラになった機体の一部や遺体が発見されている。「機体の残がい」とされる写真は、インターネットを利用すれば誰でも見ることができる。会場でも機体の胴体やエンジンの一部、ランディング・ギアの一部とされる物の写真を示した。ペンタゴンに突入したのがボーイング機でないならば、これらはいったい何なのか。グリフィン氏は、アメリカ政府の「いかがわしさ」について詳しく述べた上で、残がいは、政府側の人間が「置いた」ものだと考えられると述べた。しかしこのグリフィン氏ら主張は「政府が謀略を働いた」という仮説を前提にした推論であり、具体的な証拠が示されることはなかった。>

ビル内で、エンジンの一部やランディング・ギヤと思われる物体が写真に取られている。しかし、未だかつてこれらの実物の公開や詳しい鑑定結果の公表はない。
ビル外に落ちていたとされる「77便の残骸」にしても写真にしか残されておらず、またその発見場所についても偏りがあり、不自然である。また、やはり未だかつてそれらの実物の公開や詳しい鑑定結果の公表はない。 (右のコメントへのコメント)RQ-4は普通の飛行機とは思えない格好をしているから、そもそも目撃情報と合わないと思いますが・・・。

エンジンについては、以下のサイトでかなり詳細な検討が行われており、RQ-4ではなく757のエンジン(ロールスロイス製RB211、RQ-4のエンジンはロールスロイス製AE3007)に近いと結論されています。少なくとも、RB211よりもAE3007に似ているとはいえないようです。比べてみることをお薦めします。 こちらを参照。

ところで、ロールスロイスのスポークスマンのコメントというのは、American Free Pressのインタビューに答えたものでしょうか。 こちらによれば、このインタビューは

John W. Brown, spokesman for Rolls Royce
(Indianapolis), had previously told AFP: “It
is not a part from any Rolls Royce engine
that I’m familiar with, and certainly not the
AE 3007H made here in Indy.”

[ロールスロイス(インディアナポリス)のスポークスマンJohn W. Brownは以前AFPにこう語った。「これは私が知っているロールスロイス製エンジンの部品ではありません。ここインディ工場で作られているAE3007Hではありません] だそうです。 同じロールスロイス製エンジンでもRB211はインディ工場で作られていないので、このスポークスマンの発言からわかることは、AE3007Hではないということだけです。なぜこのコメントがRQ-4である証拠になるのか、よくわかりません。逆にRQ-4ではないことを証明していると思いますが

AE3007に酷似しているという映像やノースロップ社関係者の証言などの出典は、どこにあるでしょうか。出典が分かればいいのですが(出典がないと、実際に何を言ったのか、わからないですね)。ロールスロイス関係者というのは、インディ工場のスポークスマンとは別でしょうか。それも出典が欲しいところです

あの事件の当日報道された映像には確かに飛行機のジェットエンジンの残骸を思わせる物がハッキリと映っているが、ボーイング社の旅客機のものではなく、ノースロップ・グラマン社製エンジンのパーツに酷似している。同社の関係者はその映像をみて「当社RQ-4の部品に間違いない」と証言している。私はこちらの信憑性の方が高いと思う。ちなみに当該機のエンジンはロールスロイス社によるOEMであるが、ロールスロイス車の関係者も事故の映像を見てQE3007Hターボファンの一部であることを認めている。
「機体の残骸」を回収したはずのFBIが、いまだに当日の実地検分の報告も、回収した物証の実物も、その詳しい鑑定も、公開・公表しないのはなぜか? またペンタゴン当局が当日の監視カメラ記録を2つしか公表していないのはなぜか? しかし、FBIもペンタゴン当局も、いまだに何も答えようとしない。
ペンタゴン当局によれば、ペンタゴンビル内部で、飛行機はエンジンなどの極めて破壊されにくいものを除き機体の大部分が原形をとどめずに破壊された、という。しかし、2006年モサウイ裁判資料として採用された写真によると、ペンタゴンビル内で撮影された犠牲者の遺体は人体の形を留め、衣服を残しているものもある。ビル内部の状態と照らし合わせるなら、乗客乗員のものとするにはやや無理があるのではないか。

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
「穴がボーイングの翼の幅より小さいのが不思議だ」、というより、「垂直尾翼や水平尾翼やエンジンがぶつかったはずの所にある柱や窓(一部は窓ガラス)が残っているのが不思議だ」ということです。そこまでにします。 穴は翼幅に近い。「穴が小さい」という話が嘘であることはとっくの昔に明らかになっている。また、一部の窓ガラスは強化ガラスだったことがFirefightなどでわかる(そのため、救出作業に支障があった) 穴の大きさも、陰謀論者は5mしかなかったと主張しているが、実は30mもあったことが分かっていて、グリフィン氏も認めている。また、なんらかのダメージを受けた壁の幅は、757の幅とほとんど一致していることが分かっている。こちらを参照。しかし、未だにきくちさん達がその間違いを修正しないため、穴が極端に小さかったと信じている人がたくさんいる。
アルミ合金や繊維強化プラスチックでできている民間航空機が厚さ45センチ(ペンタゴンの壁の厚さ。全部で5層。問題の部分は事件直前に強化工事がされた部分。童子丸さんによれば3層がつながっているらしいので、実際C層の外側に出来た穴は、合計90センチの壁を突き抜けた計算になる)のコンクリート壁をパンチしたように第3層(C層)までつらぬいて穴をあける、ということは考えにくいです(航空専門家や軍事関係者、建築家なども同じ見解)。 旅客機の素材は基本的に柔らかいが、例外は着陸脚やエンジンなど。これらは非常に丈夫に作られている。確かに、C-ringにはそれらの硬い部品が到達している(こちらも航空と軍事に詳しい専門家に聞きました) かつては2.7mの壁と主張していたようだが、今は90cmなのか?それでも、私の事実認識とは異なる。ペンタゴンの外壁の厚さは24インチ(約60cm)で、石灰石6インチ、煉瓦8インチ、コンクリート10インチの3層からなるそうだ。厚いのは外壁だけで、C側の内壁はレンガ積みだそうだ。つまり、丈夫なのは60cm厚の外壁だけ、しかもそのうちコンクリートは25cmだ。
童子丸さんにも確認をしたのですが、「ペンタゴンビル外壁の2階に5mの穴は開いている。しかしビルの外側壁面(E層)に開いた穴がその2階部分の5mの穴しかしかない、と考えるなら、それは間違いである」という意味です(『ボーイングを捜せ』でも『ZERO』でも5メートルの穴だけに言及している)。ちなみに、5メートルほどの穴はC層の内側にも見られる。

*ペンタゴンは5層になっていて、内側からA,B,C,D,Eリング(層)と呼ばれる。

ZEROでは「5mの穴しか開いていないのにボーイングがはいったはずがない」との主張が繰り返されている。明らかな間違い。きくちゆみさんと童子丸さんには、もう一度、よくZEROを見ることを薦めます。

この間違いを字幕で訂正もせずに上映したきくちゆみさんや童子丸さんたちは不誠実。左記の童子丸さんによる言い逃れは、不誠実の上に不誠実を重ねるもの。 実際には(ZEROの観客に対しては完全に隠されていた真実として)30m近い突入孔が確認されており、ボーイングと考えて不自然な部分はない。

「5mの穴」はミスだと認識しておられるようだが、それはやや違うと思う。はじめから陰謀説ビデオのトリックの産物だった。つまりミスではなくはじめからウソだった。『ボーイングを捜せ』は30m近い穴の写った写真を2種類みせている。しかし「5m」の穴しかないという印象を観客に植え付けるのに成功している。「5mの穴」の主張はこのビデオに始まるといって過言ではない。このビデオに関わった きくちゆみ氏がミスだったとの訂正のチラシを配ったとしても、それは絶対に納得できないと思う。
ペンタゴンビルE層1階部分には30mほどに渡る損傷があり、激突直後の写真ではその損傷部分の柱が残っている。仮に激突したものがB757機だとしたら、 その損傷部分に38メートルの主翼全体は入らない。主翼の先端が激突したはずの箇所の窓ガラスが割れていない。
B757の垂直尾翼の高さは13.6メートルなので、高さ24メートルの5階建てのペンタゴンビルの3階天井ぐらいまでの高さがある。しかしB757が激突したと想定する場合に存在するはずの、垂直尾翼によって傷つけられた壁面や窓が見当たらない。窓にはガラスがはまり壁の損傷も無い。 ペンタゴンに突入した機の垂直尾翼が、その頂点の高さほどの痕跡を建物に残すか、という話題は数年前に出た。早い話、垂直尾翼の前側の、頂点部分より低い先頭部分が先に壁にぶつかるため、後部に位置する頂点部分の痕跡は残らないと思う。(詳しくはこちらを参照)

また、ネットの画像検索で ”plane crash” で探すと、機体が粉砕されることも(むろん、そうでないことも)多々あることがわかると思う。 1987年に起きたパシフィック・サウスウエスト航空1771便墜落事件の時も墜落現場には「機体が無い」状態だったため、陰謀論者のアレックス・ジョーンズは陰謀論を唱えている。(こちらを参照)

そして、ペンタゴン突入後の機体の位置状況と遺体の発見位置図を見る限り、あちこちに散乱していたため、火災の真っただ中の遺体もあればそうでないこともわかる。また、陰謀論者お得意の論理展開だが、墜落や事故現場における遺体や残骸の報告が日々変わるのは通常のことで、残骸をより分けたら遺体が見つかった、とか、個人の遺体が四散した状態で見つかったがDNA鑑定の結果、正確な人数がカウントされた、というのも通常のことだ。 陰謀論者が好むのは、事件の初期の、まだ本格的な捜索が行われていない時点の、いわば「初期報告」を「情報操作がなされていない段階なので信用性が高い」として重宝し、さまざまな角度からの調査と聞き取りの結果である「最終報告」を「初期報告と矛盾しているから作りごとだ」として否定するやり方だ。だが、我々が日常、テレビや(陰謀論者が最も信じる)ネット情報でも、大事故の報告が日々刻々と変わるのは周知の事実である。 そして、アルミと人体の消失温度の差があるため、機体が炎上消失しても人間の骨はDNA鑑定可能な形で残るが、これが陰謀論者にとっては謎、もしくは陰謀の証拠(捏造)となるらしい。

最後に述べるが、きくちゆみ氏も童子丸開氏も、証拠の現物が一般や研究者向けに展示もしくはアクセス可能な形で公開されておらず、写真や報告書の中にしかない場合は「ボツ候補」「信じない」と言い張るが、ならば何故、ジョーンズ教授をはじめとする数人が確認しただけの、「スーパーサーメイト」の実在を信じるのか?あれは、実物の粉末が万人に公開されているわけではなく、「どっかのネットにこんなの出たよ」という感じの論文で言及され、顕微鏡写真があるだけではないか? なぜ童子丸氏はFEMA報告書掲載の機体写真を、写真があるだけでは「ボツ候補」と腐すのに、サ―メイト検証論文に掲載されている顕微鏡拡大写真をも「ボツ候補」と腐さず、日本語版論文解説では擁護し続けるのか?

また、氏をはじめとする陰謀論者が延々提示する「斜めの切断面を持つ鉄骨」も、写真しか出てこない。ならばこれなどは完全な「ボツ候補」だろう。

きくち氏と童子丸氏が、WTCとペンタゴンにおいては証言と物証の扱いでかような極端なダブル・スタンダードを持ち出してきたことは、ペンタゴンの件に関して、にっちもさっちも行かなくなるほど追いつめられ、事実上白旗を掲げてきたと解釈せざるを得ない。

また、時々童子丸氏が述べる、民間人相手に権力者同様の厳しい基準を適用するのか、とか、税金で食っている菊池教授相手には自分は貧乏だから自分より厳しくしろ、とかいう自己弁護と陰謀論者へのチェックの緩和、いわば、チェック基準のハードルを下げよとでもいう言い分はギャラリーを幻滅させるだけだ。

(上のコメントへの童子丸さんのコメント)『早い話、垂直尾翼の前側の、頂点部分より低い先頭部分が先に壁にぶつかるため、後部に位置する頂点部分の痕跡は残らないと思う。』

ということは、垂直尾翼の付け根の部分が2階の壁にぶつかって、そこで外れてしまい、尾翼の上の部分は壁に激突しなかった、ということですね。私も確かにその可能性はゼロではないと思います。主翼の先半分にしても、壁に激しく激突する以前に、付け根の方から切り離されてどこかに飛んでいったと考えられないことはありません。

私が自分のサイトで言いたいことは、まず、壁に激突した跡が残されていないという事実を全員に確認してほしい、ということです。 それならば、その尾翼や主翼先端の残骸はどこにあるのか? 付け根の部分が激突して先っちょまで「見えないほどの大きさの粉になった」とするのは、いくらなんでも非合理的ではないのでしょうか。アルミ合金をそこまで細かく砕くのは、非常に特殊な技術が必要で、単なる外的なショックでは無理ではないでしょうか。 (参照)『飛行機は消滅するのか?

では、残骸はどこなのか? もちろん、たまたま偶然に写真に取られなかっただけだ、と言われてしまえばそこまでです。ペンタゴンでは、「偶然」がよほど激しく打ち続いたのでしょう。

(2つ上のコメントへの童子丸さんのコメント)『大事故の報告が日々刻々と変わるのは周知の事実』

これは私もそのように思います。ツインタワーや第7ビルの崩壊についても、後になって次々とより詳しい情報が現れてきております。 この「匿名の方」がおっしゃるように、『事件の初期の、まだ本格的な捜索が行われていない時点の、いわば「初期報告」を「情報操作がなされていない段階なので信用性が高い」として重宝』するがゆえに、『「最終報告」を「初期報告と矛盾しているから作りごとだ」として否定する』ならば、それは誤った態度と言えるでしょう。 最初からあった情報でもあとから出てきた情報でも、何が信用でき何が信用できないのか、という判断は、その情報が現れた時期によるものでないのは明らかです。私はけっして「初期報告と矛盾しているから作りごとだ」というような判断はしません。判断はあくまでもその内容如何です。

『アルミと人体の消失温度の差があるため、機体が炎上消失しても人間の骨はDNA鑑定可能な形で残るが、これが陰謀論者にとっては謎、もしくは陰謀の証拠(捏造)となるらしい』 これには異論があります。いや、人間の骨のDNA鑑定についてではありません。それだけの技術が存在することは知っています。そうではなく、「機体が炎上消失」の部分です。この方は、アルミニウム合金がどのように「消失する」とお考えなのでしょうか。融解したのなら、それが冷えて凝固して方々にアルミニウムの塊を作るように思います。しかしそのような写真も報告も見たことがありません。 空気中で、しかも酸素不足が予想される場所で、アルミニウムが全て酸化アルミニウム粉末に変わるのでしょうか。 まずありえないでしょうし、またビル内が酸化アルミニウムで汚染されていたような報告は見たことがありません。

また「スーパーサーメイト」(たぶんスーパーサーマイトの誤り)についてですが、やはり「匿名の方」の誤解があるようです。WTCの粉塵中にあった鉄の小球は、ジョーンズの以前に、粉塵を調査したUnited States EnvironmentalProtection Agency (EPA)の調査でも、またドイツ銀行ビルの被害を調査したRJ Lee Companyの調査でも発見されています。これは鉄が溶けて高圧で噴出された状態以外では作られません。 ジョーンズらは、彼らが持つ4種類の粉塵サンプルを研究目的でなら分け与えると言っているのですが、もちろんロクな光学顕微鏡すら持たぬ我々がそれを手に入れたところでどうにもならないでしょう。 その分析ができる技術と知識と手段を持っている人々が手に入れて、彼らの研究の追試を行うことが最も望まれます。しかし、いまだに誰もその分析を行おうとしていないようです。 また粉塵サンプルを持っているのは彼らだけではないでしょう。4年ほど前にニューヨークタイムズ紙でケースに保存された粉塵サンプルの写真を見たことがあります。(残念ながらそのタイムズの記事は現在見つけられません。ご存知の方がおられたらお教えください。)FEMAやNISTが持っているかどうか分かりません。しかし、あの「スーパーサーマイト」の論文が出て以来、まだ誰もその反証のための分析を開始していないようです。私は逆に、その研究が誰かの手によって行われることを心待ちにしています。

『なぜ童子丸氏はFEMA報告書掲載の機体写真を、写真があるだけでは「ボツ候補」と腐すのに、サ―メイト検証論文に掲載されている顕微鏡拡大写真をも「ボツ候補」と腐さず、日本語版論文解説では擁護し続けるのか?』

写真だけが残され何の鑑定・分析結果も存在しない「機体写真」と、詳しい分析結果を添えて発表されている顕微鏡写真を同列に扱うことが、正当な態度とは思えません。 また私は「機体写真」を「ボツ候補」などにはしていませんよ。非常に貴重な資料です。 しかしその実物はFBIが回収したはずですし、実物や鑑定結果を公表できないはずが無いと思います。それがあって初めてその資料としての真価を発揮できるわけです。

「匿名の方」のおっしゃる「ダブルスタンダード」ですが、私が写真やビデオについて何を「スタンダード」としているのかは、こちらにはっきりと書かれています。 1つの写真やビデオだけで「ボツ」かどうかを決めているわけではありません。 映像資料にはその信憑性を判断するための基準が必要です。「ペンタゴン・ミサイル」や「激突機の機影無しでツインタワーが爆発する映像」などの明らかなでっち上げ映像もあり、これは完全な「ボツ」です。 ペンタゴンばかりではなく、ツインタワーの周辺にあった激突機のエンジンやランディングギヤにしても、どうして写真だけが何の説明もなくぽつんと残されているのか、どうして、正式な鑑定結果がせめてどれか一つについてでも公表されないのか、疑問に思うなと言う方が無理でしょう。 「機体写真」は、明らかな事実を示すデータと結び付けられたときに、初めて「事実を判断するために使用できる信憑性のある映像」になることでしょう。

ペンタゴン周辺にあった「77便残骸」ですが、写真で残されている「残骸」には明らかに酸化した鉄の板としか見えないものもあり、これは飛行機ではなく別のもの(ひょっとすると激突箇所付近にあった工事用の車両のもの)でしょう。 赤白水色のアメリカン航空の機体と思われるものは、不思議と写真に取られている場所が偏っており、またFBIは残骸が落ちていた場所や状況を全く記録していない(少なくとも公表していない)ようです。 そして、ひょっとすると壁面に激突する前に外れてどこかに飛んだかもしれない垂直尾翼や主翼の先半分の残骸は、写真で見る限り、どこにも見当たりません。 もちろん見当たらないから「無かった」とは言いませんが、これを奇妙に思うことが不当なのでしょうか。 また、事件2日後に米国議会女性議員団が視察に訪れた際に撮影された飛行機残骸の横には、まっすぐな白い線が直角に交わるように引かれており、あたかも「展示物」を置いたかのように見えます。 このような写真ばかりを見せられて、これを信用しろと言われても、首を傾げるばかりです。 せめて実物と鑑定結果を見せてほしいと思うのは、不当な態度なのでしょうか。

この「匿名の方」には、何を持って事実とみなすのか、何を持って疑問があるとみなすのか、何を持って事実ではないとみなすのか、何を正当な態度とし何を不当とするのか、ぜひともご自身のスタンダードを明らかにしていただきたいと思います。

仮にB757の胴体と主翼の内側部分がビル内に入ったとしても、垂直尾翼の大部分と主翼の先端部分は入りきれなかったはずである。またこの図のように斜めに突っ込んでいるので、損傷は38メートルよりさらに大きかったはず。

ならば、ビル外部に(手前の芝生の上) それらの残骸が見られるのが自然である。特に垂直尾翼は衝突の最後に壁に当たったはずで、その残骸や破片が記録として存在しないのは不自然。

飛行機の機体はそれほど硬い材質ではないので、衝突時にばらばらになった。したがって、突入孔が翼長より小さ目であること自体は不自然ではない。事実、「ビル外部に(手前の芝生の上) それらの残骸が見られる」ことが確認されているので、きくちゆみさんが書かれているとおり、きわめて「自然」である。単に「残骸が見られない」という主張が誤りなだけ。たとえば、映画ZEROにも残骸の映る場面がある。

それよりも、「5mの穴しか開いていないからおかしい」という説はどうなったのか。実際には30m近い穴が開いており、ボーイングの衝突と考えるのが自然。

通話記録

きくちゆみさんの見解 菊池誠さんの見解 その他の方の意見
77便に乗ったとされるCNN人気キャスターのバーバラ・オルソンが飛行機の携帯から(あるいは機内電話から。このあたりの証言は二転三転する)夫で訴訟長官のテッド・オルソンに電話をしたことと、その内容が77便がハイジャックされたという唯一の証拠なのだが、実際は当時の技術では携帯は地上につながらなかった。

それがばれたあと、テッド・オルソンは機内電話だった、と言い換えた。ところが後の調査で77便には機内電話がなかったことがわかった。さらに2006年のムサウイの裁判でFBIが提出した通話記録により、携帯の通話はつながらなかったことが明らかになった。こんなデタラメが今でも証拠として通用し、77便がハイジャッ クされ、ペンタゴンに突っ込んだことになっているのはなぜなのか。(テッド・オルソンを証人喚問すべき)(『911の矛盾』/緑風出版、に詳しい)

当時の技術でも携帯はつながった(Loose Change vs. Popular mechanics参照)。バーバラ・オルソンからの電話は、発信者が特定できない4本の通話と考えられている(委員会報告chap.1注57)
米軍の最高司令官であるラムズフェルド国防長官は、国中が攻撃されているときに、なぜ司令室にいないで、ペンタゴンの庭でけが人を運んでいたのだろうか?
ミネタ運輸長官が9月11日当日、ホワイトハウスのバンカーにてチェイニー副大統領が、ペンタゴンに近づいてくる飛行物体についてスタンドダウン(解除命令)を発したのを聞いていることが報道されないのか。そのことでチェイニーが喚問されないのはなぜか。(スタンドダウン=警戒解除したから、あの飛行物体はペンタゴンに突っ込むことができた) チェイニーがバンカーに向かったのはペンタゴンに77便が突入したのとほぼ同時刻なので、仮にバンカー内でどのような命令を出したとしても、77便の動向とは関係ない(委員会報告chap.1 sec1.3, The Ground Truth) ミネタ運輸長官は9/11委員会の公聴会で証言をしている。ミネタ氏は「解除命令」ではなく撃墜命令だと思っていたと証言している。公聴会では委員の質問によってミネタ氏の時間的な記憶があやふやなことが明確にされている。ミネタ氏の語ったのは、実は10時10分過ぎに軍事顧問に交戦権を求められたチェイニーが許可を与えた場面のことと予想できる。こちらの事実は9/11委員会報告書に書かれている(第1章)。ミネタ氏の証言は無視されたが、事実自体はより正確に取り上げられていたといえるのではないか。
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